髪人ヤマンテンバイク部~倉渕 歴史と冬の陣~
ど~も~!どもども、お久しぶりです(゚∀゚)
髪人ブロガーのアルガーです!
今回は髪人MTB部は、徳川埋蔵金の行方を追って倉渕にやってきました。
ルートこそ載せられませんが、自然あふれるまさに!そう!
未開の地!!
(そんなことはない。ちゃんとある程度整備されています。)
バイクハンガーも各所に配置された、自然愛好家にはたまらんポイントです!!
え!?なんで徳川なのに群馬県倉渕かって(゚Д゚)
わかりました。説明しましょう。
そこには小栗上野介という人物が関わっています。
小栗氏は江戸の旗本に生まれ、その後メキメキと頭角を表しました。
日本で最初に世界一周し、アメリカと交渉したり。
勘定奉行、外国交渉、横須賀造船所の提唱と、とにかくデキル人でした!
しかし、時代は幕末。
幕府は崩壊!
そこでも教育に励み塾を開設。また、測量の技術を使い水路の整備など
村のために尽力を尽くした方なのです。
しかし!その非凡な才能に新政府軍は恐れをなした!
そして、小栗は幕臣時代に勘定奉行ということから徳川埋蔵金を持ち出し
権田村で戦争の準備をしていると疑いをもたれるほどに(嫉妬って怖いわぁ)
その後、新政府軍に逮捕。取り調べもなく、斬首という結末。
だが、時代が進むとともに彼が描いていた近代化構想は評価され
新政府軍も彼の思想を引き継ぐ結果に( ゚д゚ )マジカヨ。。ズリィ。。
のちに、「明治の父」と呼ばれるほどの高い評価受けました!
賊軍からの汚名返上。本当に良かったですね(´∀`)。
RIDE ON!!
今回のメンバーは、
髪人⇒桜井さん、アルガー
GWCC⇒荒川さん(ZWIFTのバーチャル空間で出会い、本日初顔合わせ!!)
この、3名で無いのはわかっている埋蔵金を、あわよくば精神で探索じゃ。
向かう先はぁ、小栗上野介の妻 道子さんが新政府軍に追われ
会津へ逃げる際に通った山道へ。
むむむ、今も車が通れないこの地!
何かある!!
欧馬、洋馬にまたがり山の奥へ奥へ!
なんて登りだ・・・・。山のようだ。(山です。)
GWCC藩の荒川氏、馬の手綱(たづな)から手を離し、眼つぶしのしぐさ。
恐るべし、兵(つわもの)。こやつ、デキル!
登りに登るも、険しさは増すばかり。
荒川氏もきつそうだ。
それもそのはず、荒川氏の草鞋(わらじ)はなんと、SL(ロードビンでした。。)
しまいには、馬から降りヤットのおもいで上がる始末(+o+)
登山となれば、馬は邪魔で仕方ない。
登った先でなにやら殺気が・・・
何者かに待ち伏せされている。
忍びの者か!!新政府軍の新手か!!
いや!!大蛇!アナコンダだ!!
し、しかしすでに首を刈られている。。ガサガサッ!
後ろに気配!
まじか!!
〇ジラシリーズの凶悪であり強敵の
ビオランテじゃあ!!
本当は討ち取り手柄をあげたいところ。
が!!しかし!
馬が驚き残念ながら逃げる結末に(゚Д゚)
馬の背を越え、山の奥深くへ。
桜井氏「拙者達。もう、どれだけ来たものか。」
荒川氏「どこまでいけば・・・・。」
青空が時々見え隠れするなか、そんな道中トークが聞こえてきそうです。
お!!出た!!
馬車道ではないか!
岩肌を流れる沢を横目に、さらに奥へ。
その先に何があるのか。
これは!古代の遺跡?要塞?(ただの砂防ダムです)
残雪を眺めていると・・・
あ、降雪(゚Д゚)
我々の、行く手を阻むがごとく天候は変わり。
雪や北風が馬たちを襲う。
拙者達はピンピンしているが、馬が疲れてはここから先は・・・
無念!(俺たちの脚はまだまだいけるのに!!)
下りで馬たちも徐々に体調を取り戻し。
弓矢のごとく駆け抜ける!!
黒装束を纏い、人知れず里山を駆ける!
人にも、獣にも見つからんがごとく忍びの様に・・・(´∀`)
志半ば42歳で、まさにここで家来とともにこの世を去った。
歴史を知り、その地を走る。
その中で、自分たちの生活を振りかえる事ができた、素敵な旅でした。
もちろん、徳川埋蔵金なんて物はなかったですが、
このように、手つかずの自然に触れることができ、
自然の素晴らしさや、自然と共存していく大切さを学びました。
自然・・・きっとそれ自体が現代の埋蔵金なのかもしれない。
新たな、MTB部員候補生も増え(勝手にすみません)、
これからも野山を駆け巡っていきたいと思う所存でありやす(゚∀゚)
最後に、小栗上野介の名言
「幕府の運命に限りがあるとも、日本の運命には限りがない」